冷蔵庫の歴史は、国産第一号は1930年に東芝によって開発され、1933年に発売されました。しかし当時はおそろしく高価だったため一般の家庭には全く普及しませんでした。また開発されたばかりの冷蔵庫は故障も頻繁に起こりました。
1960年代に入るまで一般の家庭では、保冷箱(木製の箱に氷を入れたもの)が冷蔵庫の代わりとして使用されていました。戦後、1960年代の高度成長期に白黒テレビ、洗濯機と並ぶ三種の神器として、一般家庭の憧れの商品でした。
その後、1970年代に入り、世の中にとって冷蔵庫が当たり前の存在になると、冷凍庫を合体させた冷凍冷蔵庫と呼ばれるようになり、冷凍食品の普及とあいまって冷蔵庫は一般家庭に広く急速に普及していきました。
1980年代からは、野菜室、製氷機、チルド室(氷温室)などの機能を備え、脱臭装置、急速冷凍機能などを持ったものなどが製造され、冷蔵庫製作メーカー各社は他社の製品との差別化を図るよう競争が熾烈化していきました。たま、ノンフロン化による環境保全のため、イソブタンを使用したものも登場しました。
最近では、400リットルクラス以上の製品はフレンチドアと呼ばれる観音開きタイプが主流となってきています。 冷凍室(フリーザー)の性能は、ツースター、スリースター、フォースターといった記号で表示されます。現在あるほとんどのものは最高クラスのフォースターになります。ツースターは切り替え室に多く、スリースターは1970?80年代の冷凍庫に多く見られます。
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